こんにちは!
QHHTレベル2プラクティショナーのNaokoです。
月にある図書館で仕事をしていた方のお話です。前回の続きになりますが、今回はどういうものが置いてあるのか、どんなことをしていたのか、少し明らかになります。
N:なるほどね。
前はじゃあ、ずっと本を読んでたんですか?
M:そうですね。
N:転送もやってた?
M:そうですね、そうですね。本を何冊か持ってって、なんか、転送・・・本を台の上に置くと、シュッって落ちるんです。
中から、情報みたいなもの。その先は・・・あんまり、気にしたことがなくて、でも多分、誰かに送ってる?のかな。必要だから。なんかが必要だから。
N:なるほど。
M:でもそう、あると私は・・・本当は読んじゃいけないんですけど、読んじゃうんですよ。(笑)
N:本当は読んじゃいけないの?
M:それって、転送するのがメインの仕事だから、
読んでたら、仕事が進まなくて・・・怒られる。(笑)けど、その本を読むのが多分好きだから、
内容を確認するフリして読んでるんですよ。
N:そんなことしてたんだぁ!どんな事が、本には書いてあって?
M:え、なんだろう・・・本当にそれぞれですね。その人の、持ってる?確かに、具体的に言われると、すごい難しいですね。
言葉にできないから、その本に載ってるんだと思います。
N:言葉にできないもの・・・何か人に関わるものなんですか?
M:そうですね。
人とか、動物とか、植物もあって・・・どっちかっていうと動物・植物の方が読み易いです。
N:それは一個一個の植物・動物?
M:動物は、一つ一つなんですけど、植物はその種全体のことが、入ってて、だから植物の本は圧倒的に少ないです、冊数が。
N:動物だったら、一個一個?
M:動物はそうですね。おんなじ犬だとしても、犬の各一個ずつあるのかな?だからめちゃくちゃ多分、ありますね。
N:すごい数ですね。
M:そうですね。動物はでも、なんていうか・・・その一つの本に、何匹か纏まって入ってるのかなぁ?
でも一個体だけど、ページが少ないから、一匹が分かれることもできる。
分ける事もできるし、けど場所とるから多分、何匹か纏めて一個の本に入ってるんだと思います。
N:人の場合はどんな感じなんです?
M:人は、めちゃくちゃ一冊一冊が、すっごい分厚いんですよ。と言ってもまぁ、せいぜい20cmくらいなんですけど、めちゃくちゃ重たくて、人は、一冊で大体一人ですね。
N:なるほどね。でいろんな事が書いてある。
M:そうだと思います、そうですね。何が書いてあるんだろう・・・なんかその、開くとわかるんですけど、閉じると記憶に残らないっていう。
N:へぇ~、面白いなぁ・・・そうなんだ・・・
M:やっぱり人間の方は、めちゃくちゃ切れ切れにいろんな事が書いてあったりとか、纏まって書いてある人もいるし、もうなんか一言ずつの人もいるし、詩集みたいな。
N:その書き方は、じゃあそれぞれなんですね。
M:そうですね。でももう今無いから。
N:そうですよね。前はそれを移動させていたって。どこに移動させてたんですか?
M:どこだろうなぁ。地球かなぁ。地球じゃない時もあります。他の地球とか、関係ない星に飛ばして欲しいって言われたら、飛ばせると思います。てか、飛ばしてたと思います。
N:じゃあここに送ってくださいって言ったら?
M:そうですね。
N:この星に、って言ったら、そこに送ってた?
M:そうですね。どっちかっていうと、その違う星の方が割合は多かった気がします。
N:その中のデータ自体は、どこから来たんですか?
M:それは、その持ってる持ち主の人?その本を作ってる人が、何かを思ったら、そこに載るのかな?繋がってるのかな?
N:それはその個体が何かを思ったらそこに?
M:思ったっていうか、残したいって思うんだけど、
一応書いといて、もし必要になったら、あとから読み返せるように?記録みたいな。
N:記録みたいな感じかぁ。
M:そうですね。けど、その記録に使ってる人もいるし、創作を書いたりはしないんだけど、残したくて、残してる人もいるし、
N:それは、どういうところにいる人たちのものなんですか?
N:主に地球にいる人たちの。けど、地球の人たちが多分、いろんなところから来てるから、まぁ、出身は違う星だけど、育ちは地球です、みたいな。(笑)なんだろうな、戸籍謄本みたいな感じじゃないですかね?
その国じゃないと取得できないって。(笑)
N:それを、出身のところに送ったりする。
M:そうだと思います。多分、その本人は地球にいるんだけど、
その人が元々いた星の、親戚じゃないですけど、
N:ま、仲間みたいなね、
M:仲間みたいな人が、あー、あの仲間は何をしてるんだろうか・・・とか、そんな個人的な理由で本当は送っちゃいけないんですよ。
送れないんですけど。(笑)でも多分、その同じ出身の人の記憶を読みたい?時に使ってるんだと思います。
取り寄せる理由って結構、それぞれだから、本当のところを私は、知らないです。本当はそう、やっぱり、めちゃくちゃ個人情報なので、個人情報っていうかもう、その人の、地球の人として生きてる時の記録なのかもしれないですね。その星全体の。だから、その星出身だとしても、その星でのことは何も書いてないんだと思います。
N:じゃあむしろ、地球で体験した事とか、考えた事とか、そういうのが書いてある?
M:そうです。それを見たいんだと思います。ほかの星の人が。
N:でもそれは見たいかもしれないですね。確かにね。興味あるかもですね。それを送るっていう仕事?
M:そうです。
N:その仕事はどうだったんですか?楽しかったんですか?
M:めちゃくちゃ天職でしたね。(笑)
N:(笑)なぜ?
M:なぜ?!もう、それをずっと、それが本当に、そこに生きる意味みたいな感じ。生きるっていうか存在する意味みたいになってて、なんかもうずっと、生まれた時からここにいたし、特にその死ぬまでとかじゃなくて、なんか、いる限りここに、やんなきゃいけなかった。けど、別にそれはイヤじゃ、投げやりとかじゃなくて、本当に。うーん、でも自分がやりたくて選んだっていうよりかは、もう本当に、その為に、ここに生まれてた、みたいな感じ。
N:そうだったんだ。じゃあ、また今もそこに本があったら、またそこにって、なっちゃうところだった?(笑)
M:そうですね、そうですね。多分本があったら、もうこんな観測とかそっちのけで仕事を始めるんで。(笑)
N:仕事を始める。(笑)そっか、もうずーっと、やってたからねぇ・・・
M:だから、ちょっと本はなくてよかったかもしれないなっていう。
N:なるほどね!(笑)
M:でも、ずっとここに居られないんだって思ったら、寂しいなぁって思ってますね。
N:どうして居られないんだと思うんですか?
M:もう本もないし、ちょっと薄々思ってたんですけど、ここ多分、本当の場所じゃなくて、レプリカみたいな感じで、複製品の部屋なんですよ、多分。
N:なんと!
M:なんというか、なんだろう。ずっと本当の部屋かと思って、本がなくなったと思ってたんですけど、でもそうじゃなくて、
部屋が偽物だった。
N:部屋が偽物。何故偽物の部屋に?行ったんでしょうか。
M:まぁ、仕事を始めないようにするためじゃないかな。(笑)
N:そういうことかぁ!
M:やっぱりあの本は動かせないんだと思います。この部屋から。
N:なるほどね。
M:じゃあ、あんなに嫌がる必要なかった・・・
N:うん、でもその感じをね、思い出すのは大事なことですよね、きっとね。
重要な出来事があった日へ
M:えぇ?!それは本当に嫌だなぁ・・・(笑)今それを聞いたらすごい・・・今めちゃくちゃ鳥肌がたちました・・・
N:いやあ、何かイヤな事があったんですね~!なんなんだろう、それは・・・
M:それは、進まなきゃい・・・進まなきゃいけないんだったら、進まなきゃ・・・いけないんですけど、ちょっと待ってて下さいね!ちょっと待ってて下さいね!
N:はい!いいですよ。
M:心の準備が・・・(笑)
N:準備をして・・・
何かあったんですよね?はい。
M:う・・・今、その日に来たんですけど、はぁ・・・
私の周りにめちゃくちゃ人がいるんですよ、今までいなかったのに。(笑)あーあ・・・え、進めた方がいいですかね?(笑)イヤだなぁ・・・
N:どうですか?周りにどれくらい人がいるんですか?
M:うーーーん・・・・10人、多分。
N:何をしてるとこなんですか?
M:私を、取り囲んでます。けどぉ・・・
N:何か言ってるんですか?
M:特には言ってないけど、多分、嫌すぎて・・・
私が、なんか言われるのが、思い出すのが嫌なので、飛ばしたんだと思います。その直後くらいかなぁ・・・(笑)
N:もう今直後なんだ!何か言われたけど、飛ばしちゃって、直後!直後は今、なんなんですか?
M:直後はもう、私がこの部屋には居られない、という所です。
N:そうなんだ・・・なんか相当嫌なことが、あった?
M:はぁ・・・だからここから出なきゃいけない・・・
N:それを言われたの?!
M:そうです・・・
N:それはショックだったんですねぇ。
M:言われたっていうか、でも言われたって言っても結構、理不尽なことしか言われてなかった気がしますよ。
N:というと?
M:だって、普通に仕事してただけだったんですけど、なんか、私が仕事をしても良かったんですけど、やっぱり私は本が好きだったってことが、バレちゃいけなかったんですよ。
N:(笑)
M:読んでるのは、多分バレてない・・・バレてるかもしれないけど、多分、その中に対して興味をもっちゃいけなかったんだと思う。
N:なんでいけないんですかね?中に対して興味をもっちゃ・・・
M:んん、絶対ないんですけど、それが理不尽だと思ったところなんですけど、私が勝手に自分で、私的に利用すると思ったんですよ、その本を。
N:あぁ、そんな風に思われちゃったんだ?!
M:そうなんです。
多分それが、本当は一番やっちゃいけない事なんだけど、
私は何もしてないんで、そういう事はしてないのに、そういう風にするだろうなって、
このまま仕事をさせてたら、こいつはそういう事をするんじゃないかって、警戒されたのかなぁ?
N:まぁ、好きだから?
M:そうだし、その本の内容はその人たちにとって、多分イヤなもの・・・
イヤなものっていうか、うーん・・・いや、本当イヤなものだったとしか言い様がないんですけど、
なんだろう・・・大切なんだけど、勝手に利用されたら困るんだけど、本に触りたくないって感じ?
だから・・・嫌いなんだと思います。どうでもいいと思ってる。
N:その本を?
M:そう、です。
だから私をここに来させたんだと思います、最初に。
N:それじゃあ本に触れたくなくて、だから誰かを連れてきた、それが、あなたっていうこと?
M:そうだと思います。
N:そういう事なんだ~。なのに、今は利用すると思って違うとこに?
M:そうです。多分、利用されたらマズいのかな・・・よくわかんないんですけど。
N:確かにね~。なんなんだろう、何がまずいんだろう?
M:なんか、でも言いがかりだって思ってたんですけど、出て行かなきゃいけないというところに。
N:そっか・・・その事を、どんな風に思ってるんですか?
M:でも、悲しいなって。
N:悲しい・・・
M:悲しいけどでも仕方ないのかな。でもこれから、どうなるんだろうって感じです。
つづく。
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